精神が疲弊しているので本を読んで勉強する
年末から年明けにかけてここ二ヶ月くらい、公私ともに忙しい日々を過ごしていている。それ自体はありがたいことなのだが、仕事が終わって帰ってくるなりほとんど何もできていない。休日もいろんなところに出かけていて、まともに時間が取れないこともあって、最近はほぼアウトプットできないでいる。
ハードワークというわけじゃなくて、精神的に負荷がかかっているのも影響があると思っているのだが、パソコンを開いてもあまりモチベーションが上がらないまま時間が過ぎてしまう。
何もできないとやっぱり焦りはあって、今はできるだけ頑張れることを頑張るようにしていて、その一環で本を多く読むようにしている。でもインプットするからにはアウトプットもした方が効率が良いし、この二ヶ月で読んだ本について良かった本をアウトプットする。
禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書)
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか という本で、リーダーシップパターンの中に「禅マスターになる」という章がある。リーダーはどのような状況でも禅の心を持って平静を保ち、知識に沿った判断をするというものである。これとは別に、仕事の上でついつい感情的になってしまう傾向があり、自分を俯瞰する技術を身に付けたいと思ってどうすれば良いか考えたときに、禅を学ぶことを決めてこの本を読んでみた。
禅の本を一冊読み終えた。今あなたはここにいる。あなたがここにいる時あなたはここにいないのです。ニルヴァーナ。座禅を組む。立っている。あなたは立っている時座禅をしている。空になる。全てを受け入れる。それが禅です。
— taminif (@sbntaminif) 2018年12月19日
全然わからん。わからないことも禅らしい。
このツイートはわりと本音を書いていて、読んだ結果は全然わからなかったというのが正直な感想である。
ただ、禅とはそういうものらしい。本を一冊を読むだけではわからないとは思っていたけれど、禅は学び続けるのでちょっとずつ学びたい。
おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
面談で教養つけた方が良いんじゃない?と指摘をもらって、Amazonで「リーダー 教養」で検索して良さそうなのをいくつか見繕って買った本のひとつ。前にも池上さんの本は読んだことがあったんだけど、この人の本は読みやすくてすぐ読めるのが良い。
歴史や宗教が人を形成していったことがわかりやすく説明されていて、教養がなかった私にも、すでにある人も再認識するという意味で良い本だと思う。
自分は教養をちゃんと理解できているか怪しいけど、これから多くの人と関わる上である程度多くの人が持っている普遍的な情報を持たないといけないと思っていて、こちらも時間をかけて学んでいきたいと考えている。
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
世界中の人と仕事をする際に、その国のコミュニケーションの方法、仕事の付き合い、評価の伝え方などそれぞれで違った文化を持っていることを知り、その国に合わせることで仕事をスムーズに進めるという本で、とても参考になった。
日本で働くだけであれば国に合わせるようなことはそうそうないことだが、自分の職場にも海外で育った人が働いて、その前提を持って話をすることはひとつのテクニックだと思うので、実践できればと考えている。
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
コードもあまり書けていないのだが、この機会に基礎的な本を読もうと思ってこの本を読んだ。
「3年目までに身に付けたい100の原則」とあるように、プログラミングする上で知っておくと綺麗なコードになると思う参考になる本だった。
自分はもう9年目なのですでに遅いかもしれないが、どれだけ時間がたっていてもちゃんと学ぶべき内容だったし、読んで良かったと思う。
「コンウェイの法則」など、この業界で何年か働かないとスッと入ってこないような内容もあって、読み直すのもオススメしたい。
リーダーが育つ55の智慧
「リーダーが育つ55の智慧」読了。ニトリの創業者による社員育成のための手法が書かれた本。一度この人が書いた本を読んでみたいと思って、今勉強しているリーダー論と関連がある本で良いタイミングだったので読んだ。考え方が面白く読んで良かった本だった。常に行動し続けて数字を意識したいと思った
— taminif (@sbntaminif) 2019年1月16日
ニトリに行った時にこの本が積んであるのを見たのと、記事などでこの人の特集を読んだことがあって
気になっていたので、この機会に読んでみた。
上のツイートの通り面白かったし、人には向き不向きがあっていろんな舞台でチャレンジさせてあげるとか、
常に改善を行うなど、実践してみたいと思う内容だった。
今読んでいる本
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
まだ第1章を読んだだけだが、面白そうで楽しみにしている。
私も事実を見ずに印象だけで思い込んでいたので、この本を読んでちゃんと物を見れるようになろうと思う。
まとめ
なんとなくだけど、海外の本で翻訳されたものと日本の本ではボリュームが違うのはなんでだろうと思った。
ちなみに弊社は本を全て会社で購入してもらえるので自分で買った本はない。
いずれまとまったアウトプットはしたいが、そのためにもちょっとずつ勉強できたらと思う。