TAMINIF’s blog

京都在住のWebエンジニア。iOSアプリもやってます。勉強会にも参加してます。最近はマネージャー色強め

「ファクトフルネス」読んで最後まで感動した

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
読んだ。最初のきっかけはTwitterだったかブログだったか忘れてしまったけど、最初は「ビル・ゲイツアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にこの本をプレゼントしたほど」という触れ込みに興味を持った程度だった。ただ、読み終わった今は読んで良かったと思っている。とても良い本だった。
最初から書いてしまうんだけど、「終わりに」の文章まで最高だった。この本を書いたハンス・ロスリングという方が、本を書き始めて約半年で余命宣告をされて、それからこの本を書くことだけために余生を費やしたこと、それでも最後は完成させる前にこの世を去ったこと、救急車で運ばれた時も原稿を手にしていたこと、この本を妻と子供が最後まで完成させたことが2ページ程度に書かれていたのだが、偉大な人がまさに人生をかけて書いた本ということがすごく伝わった。素晴らしい内容だった本が、より感銘を受け感動した。もしあなたがこの本に興味があるのなら、必ずこの本は読んだ方が良いとお勧めできる本である。

「ドラマチックすぎる世界の見方」は正しくない

あなたは、世界は悪くなっていると考えているだろうか?戦争・暴力・災害は減ることはなく、貧富の差は広がっていると考えていないだろうか?
少なくとも紛争は減っているし、災害発生時の支援や救助は年々整備されている。だからその見方は正しくない。だけど、人間はそういう見方をする生き物だ。
「ドラマチックすぎる世界の見方」を変えるのは難しいが、ドラマチックな本能は抑えるべきだ。

ファクトフルネスと事実の見方

どうやって「ドラマチックすぎる世界の見方」を抑えるか、それは、世界を事実で見るようにすることだ。
先ほどの紛争や災害発生時の被害者は、年毎のデータを見ればわかることだ。データを見れば、「ドラマチックすぎる世界の見方」をすることはなくなる。
この本は、ファクトフルネスの方法を習慣化するための手助けをしてくれる。

10の本能と、それを抑える方法

この本では、「ドラマチックすぎる世界の見方」をしてしまう10の本能について紹介されている。

  • 分断本能
  • ネガティヴ本能
  • 直線本能
  • 恐怖本能
  • 過大視本能
  • パターン化本能
  • 宿命本能
  • 純化本能
  • 犯人捜し本能
  • 焦り本能

どれも世界の見方を曇らせるもので、どういうものかとなぜそうなってしまうのか、その回避方法が説明されている。それをここで全部書いてしまうとただの本を写すだけになってしまうし、ちゃんと文章で理解してもらえる内容を私に書く力はない。
この本を読んでその通りだなと思ったことはいっぱいあって、一例を出すと、どんなに勉強をしている人でも一度手に入れた知識をアップデートすることは少ないと思う。この本はそれについても言及されていて、過去の知識を元に考えてしまうことがあると思う。それが不変なものなら問題ないが、世界情勢が不変なことはありえない。
世界は常に変わっている。だから、今の知識をデータで見て、アップデートすることが必要だ(宿命本能)

まとめ

10の本能はひとつひとつ読み応えがある内容なので、ぜひ買って読んでいただきたい。
この本を読んだ後、世界に希望が持てるようになるとのことだったが、確かに読む前と読んだ後で世界の見方が変わった気がする。
自分もクイズの正答率はチンパンジーより悪かったし、事実を見れていなかったので反省している。
ファクトフルネスの10のルールは写真に撮っておいたので、なんども見返しながら実践していきたい。