TAMINIF’s blog

京都在住のWebエンジニア。iOSアプリもやってます。勉強会にも参加してます。最近はマネージャー色強め

HARD THINGS読んだ

働くことについて別の視点をいれてみたいと思って読んだ。

HARD THINGS

HARD THINGS

この本は筆者が体験したことを元に、倒産する時が見えているときに何をしないといけなかったを解説してくれてる本で、
最初の3章で会社が倒産するところから売却するところまで実際に何があったか書いてある部分で、それ以降の章は会社で起きたことをよかったこと悪かったことを合わせて書かれているのが読めてよかったと思える部分だった。

必ず起きてしまうネガティブな事象に上手に取り組むための本

良い製品マネージャ、悪い製品マネージャ

この章で良いマネージャとは、悪いマネージャとはが多く書かれている。

良いマネージャは素晴らしい製品を最適な時期に出すために必要なこと全てに責任を持つ。
悪いマネージャは山ほど言い訳をする。

良いマネージャは「WHAT」を明確にし、「HOW」ではなく「WHAT」が実現するまでを管理する。
悪いマネージャは「HOW」を思いついたときに最高の気分に浸る。  

ここにあげた内容は一部だが、この章だけでも読む価値はあると思った。マネージャの良い悪いはわかりづらいと思っていたが、ここに書かれている内容だけでおおよそ見分けはつくのではないかと思う。

大企業の幹部が小さな会社で活躍できない理由

一例では、大企業の幹部は、メール・電話・ミーティングと基本的に待つ体になっている。部下からの報告を待つのである。ベンチャー企業で働くにはミスマッチが起きるからである。
この章で、どの企業でも合う合わないはあるのだと思った。ミスマッチの検出という章で「仕事に就いて最初の一ヶ月に何をしますか?」という質問で自分がどう回答するかはどこで働く場合でも考えるようにしたい。ここでは「勉強」を強調しすぎる人は要注意とある。おそらく何があるかわからないが前提にきているのかもしれないが、わからなくても動いて解決していけるタイプを目指したい。

正しい野心

幹部を採用するときは「正しい野心」を持つ人を採用する。人は世界を見るときに何らかのメガネで見ている。そのメガネが「自分メガネ」なのか「チームメガネ」なのかで、「正しい野心」を持つ人とは「チームメガネ」で見ている人のことである。
過去の経験を話すとき、「自分の職務経歴にプラスになった」というような話をしたとして、状況を自分の経験に結びつけてしか考えられない人は全ての事象を自分本位でしか考えていないことが垣間見える。過去の経験で「自分」を主張しない人はチームを第一に考えていることがわかる。
一般社員の場合は自分のキャリアパスの充実を考えても良いが、経営に携わる幹部の場合は動機が重要である。

最近は実績を積んで自分の話を増やしたいと考えていることが多かったが、そのときに自分がどう成長したかを今までなら話していたと思う。
確かに個人で何をやったかは今でも話すことはあるが、チームにどういう実績を残したかを話せる人は少ないと思うのでそういった話をできるような実績を残すことを意識したい。

まとめ

目標設定の章で「チームに実現不可能な目標を与えれば士気は下がる」とあったが、ここでも孫子が引用されていたことには驚いた。孫子を読んだから気づくことかもしれないが、多くの人が参考にしているのだと思えた。
最後にあった「苦闘を愛せ」という言葉がもっとも印象に残った。世界中の助言と知恵を集めても、困難は困難である。その困難に立ち向かうことこそが困難を解決する唯一の方法なのだと考えた。
辛いと思うことは多くあるが、その辛さを解決するのも自分だけなので、嘆くより動くことをやっていきたい。